コモンモード・チョーク・コイル

石塚氏の平衡型IVヘッドアンプの音の良さは皆が認めるところであるが、
その特徴は、平衡回路によるコモンモード入力成分の抑圧+ IV変換回路の採用,にある。
このうち、コモンモード入力成分の抑圧にコモンモード・チョークが使えないかということになった。
コモンモード・チョーク・コイルは通常、高周波ノイズの対策に 用いられるが、
それが果たしてオーディオ帯域にも有効なのかが 疑問である。
で、実際にやってみようということになった。
効果はてきめん。何故?

                     石塚氏作 パーマロイ・コア
 

          ファインメット・コア(既製品を使用、あとでシェラックニスで固めた)
 

                   トロイダル・コアにキャンセル巻

 

                  トライガードを巻くとひどい音になった


            インピーダンス周波数特性